サイトアイコン ファミリーキャンプで「カシャッとな」

コスパ最強。登山用カーボン三脚の決定版「SIRUI T-2204X」を購入!買い方のコツも教えます!

こんにちは。
イナガキヤスト(@inagakiyasuto)です。

先日、登山用にコンパクトなカーボン三脚を購入しました。
SIRUI T-2204Xというモデルです。

登山用の三脚を購入した理由。

今年は標高2,000m以上のところでキャンプして、星景写真を撮ろうと計画しています。
そのため、山に持っていく三脚が必要なのですが、普段使っている三脚「ジッツオ マウンテニア 2型4段」だとちょっと重いんです。
なのでもう少しコンパクトで軽い、しかも安定する三脚を探すことにしたんですが、結構三脚選びに苦戦したのでブログに書いておこうと思います。(最終的には良いものを選べました。)

登山用三脚としてめちゃめちゃ良いけど僕には合わなかった マンフロット「befree アドバンス」

最初に購入したのはマンフロットの「befree アドバンス」というモデルです。

「登山 三脚」で検索すると検索上位を占めていていたのがマンフロットの「befree」というモデルでした。
「befree アドバンス」はその後継機モデルです。
評判も良さそうだったのでこれを選びました。

しかし実際目にして重大な問題に気づきました。

アルカスイス互換プレートが使えない

めちゃめちゃ甘くみていました。ジッツオも使えるので普通に使えるだろう、と。
しかし「befree アドバンス」の雲台はマンフロット専用プレート用になっていて、アルカスイス互換プレートに対応していないのです。
僕はピークデザインのスタンダードプレートを使っているのでアルカスイス互換プレートが使えないのは致命的です。

前のモデルの「befree」は少し改造すればアルカスイス互換プレートが使用できるという記事を見ましたが、この「befree アドバンス」は雲台を新たに購入しないと全く使えない仕様でした。
マンフロットに問い合わせしても、アルカスイス互換プレートは使えず、専用プレートを使って下さい、という回答が返ってきました。

奇跡的に返品できることに!

どうにもならないことが分かり困り果てていたところ別の問題(幸運?)が発生しました。
ツイストロックを回しても伸びた脚がとまらないのです。
これをお店の方に相談したところ、初期不良としてメーカーにそのまま戻す、とのことで返品になりました。まさに不幸中の幸いでした。

僕の環境には合わないものでしたが、アルカスイス互換プレートにこだわらない方は登山用三脚として間違いなくオススメなので候補の中に入れられたた良いと思います。

そして出会った登山用最強三脚!「SIRUI T-2204X」

マンフロット「befree アドバンス」返品になり新たな気持で三脚を探しているとSIRUIのTXシリーズが候補に入ってきました。

SIRUIについて

SIRUI 高品質・高性能プロ用三脚、雲台、クイックシュー SIRUIは機械加工技術による写真用品製造のパイオニアです。 現在、一般的に広くプロ用三脚に使用されているアルミダイカスト部品の替わりにより密度の高いアルミ素材を、高精度の機械加工で一つ一つ削り出し加工された部品を採用しております。
SIRUI公式サイトより引用

SIRUIのTXシリーズとは

旅行に最適なSIRUIの代表モデルです。

三脚の脚を180°反対側に折り曲げてコンパクトに収納することができます。
ジッツオでいうとトラベラーのような位置づけの三脚です。

SIRUI T-2204Xと自由雲台 G-20Xを購入!

僕が選んだT-2204Xはカーボン素材。雲台込みで1.6kgと軽量で、登山用三脚としてはぴったりなスペックです。

購入時の注意点

三脚と雲台がセットになっている
T-2204X+G-20KX

というモデルがあるのですが、僕は三脚の脚と雲台を分けて購入しました。
別々に購入した方が安かったからです。

参考までに2018年7月9日時点でAmazonの価格で比較すると

①三脚 雲台セット(T-2204X+G-20KX)は46,720円
②別々に購入すると合計37,205円 【三脚(T-2204X) 27,988円 雲台(G-20X) 9,217円】

別々に購入した方が9,515円も安いのです。

実際自分で組み立てましたが、説明書がなくてもできる位簡単でした。
特別理由がない限りは別々に購入することをオススメいたします。


SIRUI 三脚T-2204X・自由雲台 G-20X開封の儀


それでは開けてまいります!
左が三脚T-2204Xで、右が自由雲台 G-20Xです。

まずはSIRUI 三脚T-2204Xから開封


中国製とは思わせないクオリティの高さが外箱からも感じることができます。


T-2204Xが入っていることがわかるシール。
そしてしっかりとMade in Chinaと書かれています。ただ、これだけステキな外箱だともはや中国製とか気になりません(笑)。


三脚と一緒に入っていたのはこれだけ。


説明書・説明書・六角レンチ


ショートポールがついています。
センターポールをこのショートポールに変えれば14cmという低さでセッティングすることができます。


開けてみて一番驚いたのは三脚を収納できる専用ケースがついていたこと。
内側にクッションが入っていて三脚を運搬する際、ちゃんと保護してくれそうです。


ちょっとして小物が入れれるように内ポケットもついています。

外側にもポケットがついています。
ジッツオだと別売りで10,000円位のお金を払って購入する必要があるのでこれは嬉しかったです。


折りたたんだ状態です。これで約41cmなので持ち運ぶサイズ感としては十分です。


脚の付け根部分。すごくしっかりしています。


T-2204Xには最初からSIRUIマークが入ったレッグカバーがつけられています。


脚先には石突きがついていて、ゴム部分を回すと出てきます。

SIRUI 自由雲台 G-20X開封


続いて雲台の箱を開けていきます。

説明書や雲台を収納できる専用ケースがついています。
雲台は基本三脚につけっぱなしにする予定なので必要ありませんが、この値段でこれだけ付属しているのは正直びっくりしました。


めちゃめちゃ美しいです。ボールの動きもとてもなめらかです。

SIRUI 三脚T-2204X・自由雲台 G-20Xを組み立て


取り付けは説明書など見なくても簡単にできました。
この佇まい、もはや中国製の安価な三脚ではありませんw


雲台を付けたまま折りたたんだ状態。


三脚に付属している専用ケースに自由雲台をつけたまま収納できます。

SIRUI T-2204Xはコスパ抜群の登山・旅行用三脚

事前リサーチはしていましたが、正直ここまでクオリティの高い三脚だとは思っていませんでした。
登山や旅行はもちろん、キャンプや普段遣いでも十分対応できそうな安定性を持っています。
本当に良いお買い物をしました。

もし登山用など、軽くて良い三脚をお探しの方は是非SIRUIのTXシリーズをお試し下さい。


モバイルバージョンを終了