遂にSONYからFE 135mm F1.8 GMが発表されましたね!
そろそろ発表されるかも?と、過去に何度も噂が流れていたレンズで、待っていた方多いんじゃないでしょうか?
僕もめちゃめちゃ気になっていたレンズなのでかなり興奮しています!
2019年3月5日 10時。予約受付スタートしました!
|
|
数日前からリリースがかなり可能性が高いであろう情報として出回り、昨日(2/26)の夜にレンズのイメージ写真が出たのを見て朝起きたら発表されているのをほぼ確信しました(笑)。
焦点距離135mmの単焦点レンズとは?
近年、焦点距離135mmのレンズは歪みが少なくキレイにボケるレンズとして85mmと共にポートレートレンズの代表的な存在になっています。
今まで135mmを使いたいSONYユーザーはSIGMAの135mm F1.8 DG HSMを使っていたんじゃないでしょうか?
|
135mmの単焦点レンズが良い3つの理由。
①歪みの少ない写真が撮れる
まず、何と言っても焦点距離135mmのレンズは歪みのない写真が撮れることです。
詳しい話は割愛しますが、焦点距離が短くなればなるほど写真が歪みます。
24mm-105mmなどのズームレンズなどお持ちでしたら試してみて欲しいのですが、24mmでモデルさんを撮ると実際よりも膨張して写ると思います。
反対に105mmで撮るとモデルさんがスッキリとしたラインで撮れると思います。
なので24mmよりも50mm、50mmよりも85mm、85mmよりも135mmが歪みが少なく撮れるのです。
歪みについて
ちょっと話がそれますが、たまに写真を見ても歪みを感じないとか、分からないという方がいます。
それにはちゃんとした理由があって、例えばペットボトルが歪んで写った写真を見たとします。あまり違和感を感じにくいと思います。何故かと言うとただペットボトルは普段から見慣れたものなので、自分の頭の中で「こういうものだろう」と、歪んだ写真を見てもうまい具合に自動変換しまうのです。
ただ、ペットボトルを一度も見たことがない人にとっては、ペットボトルの歪んだカタチが正解だと思ってしまいます。
また、もしキャンプで自分のテントの写真を撮った時に、思っていたイメージよりもコロンとしたシルエットで写っているようなら歪みが原因かもしれません。
②焦点距離が長いので背景がキレイにボケる
背景がボケる4つの条件
ここで背景がボケる(ぼかす)ための条件を簡単に説明しておきたいと思います。
もし聞いたことが無い方は参考になると思います。
写真で背景をぼかしたい時は4つの条件があります。
①F値
まずF値です。F値は小さければ小さい方がボケます。F値が小さいものは明るいレンズと呼ばれ位ところでも沢山光を取り込むことができるので、明るく撮影できます。同時にF値が小さければ小さい程背景がボケやすいです。
②焦点距離
次は焦点距離です。少し前にも書きましたが焦点距離24mm-105mmのズームレンズで24mmで撮影するより105mmで撮影した方がボケます。
③カメラと被写体との距離
被写体との距離も重要な要素です。撮影するカメラが被写体に近づけば近づくほど背景がボケます。
④背景と被写体との距離
また被写体と背景との距離が遠ければ遠い程背景がボケます。
以上4つの条件から、背景をめちゃめちゃぼかしたい時は
「F値が明るい焦点距離が長いレンズで、できるだけ被写体に近づき、背景はできるだけ離す」
ということになります。
なので135mmは明るく(F値が低い)、焦点距離が長いのでめちゃめちゃボケるレンズだと言えます。
③圧縮効果を得られる
これは個人的にもかなりお気に入りの要素で、焦点距離が長いレンズで撮影すると被写体に背景を近づけて撮影することができます。圧縮効果と言われるものです。
例えば、山をバックに撮影するとして、焦点距離が短いレンズを使うと被写体の後ろに小さく山が写りますが、焦点距離の長いレンズを使うと後ろの山がかなり大きく近づいて見えます。
この山が大きく見える写真が望遠レンズで撮った圧縮効果が高いものです。
逆に上記の写真はそこまで圧縮効果が高くない写真です。
個人的にはこの圧縮効果が好きで望遠レンズを使うことが多いです。
なぜSIGMAでなくSONYの135mm単焦点レンズが良かったのか?
ここからはかなり個人的な意見になりますが興味あれば読んで下さい。
まず、僕はSONYのカメラのポテンシャルを引き出すためによっぽどのことが無い限りはSONY純正レンズを使うと決めています。
そして、年末頃に購入したSONYの新しい純正レンズ、FE 24mm F1.4 GMが想像以上に軽くて良い写りをしてくれたことに感動して、やっぱりSONYの純正レンズ、しかも新しく設計されたものは良い!という結論になりました。
|
途中で135mmの単焦点レンズが欲しすぎて、何度もSIGMA 135mm F1.8 DG HSMに手を出しそうになりましたが、SONY発表の噂もありましたし、きっとSONYはSIGMAを越えるレンズを出してくれると期待して待っていました(笑)。
キャンプの写真は広角レンズに決まりだ!って思い込んでない?
僕も最初はキャンプの写真は広角レンズが良いと思っていました。
キャンプ場は広いし色々写したいし、星空撮りたいし…。
たしかに星空撮ったり広いキャンプ場を一枚で収めるには広角レンズの方が良いのですが、自分のサイトやテントをカッコよく撮ったり、子供や家族の写真を撮るんだったら絶対焦点距離は長い方がいいです。
先程も説明しましたが、135mmの単焦点レンズは歪まずにぼかして撮ることができる最高のレンズです。
ただ、どうしてもそれが使えない状況があって、それは狭い室内です。被写体と距離をとる必要があるのに離れられない場合はもちろん使えません。そんな時は85mmや50mmを選択することがあるのですが、キャンプ場は逆に広いのでその気になればどれだけでも被写体から離れることができます。
テント内と星空は別として焦点距離135mmで撮影するとめっちゃかっこ良い写真が撮れるんです!
2019年4月19日発売予定!値段は?
先程SONYから公式のプレスリリースがありました。
発売日は4月19日で、予約受付は3月5日(火)10時に開始されるそうです。
価格はメーカー希望小売価格235,000円+税とかなり強気な値段ですね。たっけーw
それでもずっと発表を楽しみにしていたレンズなので前向きに購入を検討したいと思います。
今後自分の持っているレンズを一覧にして、それぞれどういったシーンで使うことが多いかを記事にしたいと思っていますので、その時に焦点距離135mmを追加した場合どうなるかも改めて考えてみたいと思います。
本日は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
|
|