先日、3月に入ってからこんなキレイな立山連峰が見れたのは久々でした。
冬は空気が澄んでいるので、空が晴れているだけでクッキリ綺麗な立山連峰が見ることができるんですが、春が近づき暖かくなってくると、晴れていても立山連峰が霞んで見えづらい日が増えてきます。
ただ、この日はポカポカ陽気の青空をバックに強烈に綺麗な立山連峰が見えました。
今回はその日に撮影した写真をご紹介しながら、富山県の風景写真には欠かせない立山連峰の撮影方法やコツについてお伝えしたいと思います。
富山の風景写真には欠かせない立山連峰
富山県は、庄川峡や菅沼合掌造り集落、相倉合掌造り集落など全国から写真好きが集まるスポットが沢山ありますが、やっぱり何と言っても王道は立山だと思います。
3000m級の山が壁のようにそびえ立つ風景は全国探してもなかなか無いと思います。
呉西、呉東関係なく楽しめる立山連峰
富山県は高岡市がある呉西地区と富山市がある呉東地区の2つに分けられ、立山連峰は呉東地区にあります。
ただ、呉西地区であっても立山連峰は大きく綺麗に見ることができます。
この写真はその呉西地区である高岡市の中心部分から撮影した写真です。
道の奥にドカーンとそびえ立つ剱岳がかっこよすぎます。
これも呉西地区からの写真です。道の奥が堤防になっているので視界が開け、立山連峰がとても綺麗に見えます。
立山連峰がキレイに見える時間帯は?
立山連邦がキレイに見える時間帯はお昼から午後16時位がオススメです。
午前中は太陽の位置の関係でクッキリとした立山連峰を見ることが難しく、お昼位からクッキリとした立山連峰が見えてくる場合が多いです。
なので県外の方で立山連峰の撮影をしたい場合はお昼位を目安に動き始めるのが良いと思います。
圧縮効果を使って風景写真の中に大きく立山連峰を入れる!
「どうやって撮ったらこんな合成のような立山連峰が写せるんですか?」と聞かれることが結構あるのでそのコツをご紹介したいと思います。
それは「できるだけ望遠レンズで撮影する」ということです。
風景撮る時って、広い範囲を写す広角レンズが良いと思っている方多くないですか?僕も最初はそうでした。
しかし広角になればなるほど奥の景色がめちゃめちゃ小さく写ってしまうんです。
逆に望遠レンズを使うと手前のものに対して奥のものも大きく近く写ります。それを圧縮効果というのですが、その使って撮影しているんです。
望遠レンズを使うと手前の景色にバックの立山連峰がぐっと近づいてきます。
僕は「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS」を使って撮影することが多いです。
もちろん焦点距離200mmよりも300mmや400mmの方が圧縮効果が高いので、必要に応じて「SONY 純正テレコンバーター(SEL20TC)」で焦点距離を長くすることもあります。
普段から立山連峰の位置関係を意識する
これも結構重要なことで、富山に住んでいる方なら立山連峰の位置がどこにあるのか普段から意識することが大切です。そうすると自然と撮ってみたいスポットが見えてくると思います。
ちなみに県外の方であっても、グーグルマップを使って、立山連峰に伸びている道などを事前にリサーチして計画を立てることも可能だと思います。
まだまだ未開拓のスポットは沢山ある!(はず)
いかがでしたでしょうか?
風景の写真を撮りだしてから「富山県に生まれて良かった」と思うようになりました(笑)。
Instagramなどで都会の方からは羨ましがられることも多いです。その分都会は夜景とか別の素晴らしい景色があって、お互い無い物ねだりのようなものですね…。
皆でこの素晴らしい富山の景色をどんどん開拓していきましょう♪
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!